
ドラフト・ケグ(樽生ビール)の
賞味期限内販売を取りやめることになりましたので、
お知らせいたします。
今後は通常商品と賞味期限後商品の並列販売を行ない、
賞味期限後の商品は割安価格で提供し、
環境に配慮しながら商品購入時の選択肢を増やします。
賞味期限内販売中止の背景 賞味期限と消費期限の違い
農林水産省によれば、「賞味期限」は「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」、「消費期限」は「安全に食べられる期限」を意味します。
賞味期限を過ぎたアイテムは翌日以降に著しく品質が落ちるわけではなく、飲食に関する問題は発生しません。
ドラフト・ケグ(樽生ビール)は、瓶や缶に比べて酸化・劣化が極めて少ない構造となっており、賞味期限を過ぎても安心して注ぎたての生ビールを楽しむことができます。

期限切れ商品の販売について 消費者庁の「加工食品の表示に関するQ&A」には、次のように記載されています。
(加工-38) 表示された期限を過ぎた食品を販売してもよいのですか。
食品の販売が禁止されるのは、当該食品が食品衛生法上の問題がある場合、具体的には食品衛生法第6~12条等に違反している場合ですので、仮に表示された期限を過ぎたとしても、当該食品が衛生上の危害を及ぼすおそれのないものであればこれを販売することが食品衛生法により一律に禁止されているとはいえません。
しかしながら食品衛生を確保するためには、消費期限又は賞味期限のそれぞれの趣旨を踏まえた取扱いが必要です。
まず、消費期限については、この期限を過ぎた食品については飲食に供することを避けるべき性格のものであり、これを販売することは厳に慎むべきものです。
また、賞味期限については、期限を過ぎたからといって直ちに食品衛生上問題が生じるものではありませんが、期限内に販売することが望まれます。
環境への悪影響にも配慮
ビールの廃棄には多額のコストと手間がかかります。賞味期限切れの商品を機械的に廃棄すれば、環境に悪影響を及ぼす結果にもなりかねません。 しかし、廃棄の基準を見直すことで商品を割安価格で提供でき、不必要な商品の廃棄も防げます。
イギリスでは賞味期限表示廃止の動きが広まる
イギリスでは、すでに賞味期限表示を廃止する動きが活発化しています。一部の大手スーパーでは賞味期限の代わりに新しい表記を採用して通常商品と区別し、割安価格での販売を行なっています。
今後のドラフト・ケグ販売方法
ドラフト・ケグ・ジャパン合同会社では、
通常商品と賞味期限後商品の並列販売を行ないます。
賞味期限後の商品は、下記の基準に従って値引き販売いたします。
商品分類 | 表記 | 通常商品からの値引き額 |
---|---|---|
賞味期限後約2ヵ月まで | ★ | 1ケグ当たり1,000円引き |
賞味期限後約4ヵ月まで | ★★ | 1ケグ当たり2,000円引き |
賞味期限後約6ヵ月まで | ★★★ | 1ケグ当たり3,000円引き |
賞味期限後約6ヵ月以降 | ★★★★ | 1ケグ当たり4,000円引き |
※在庫が無くなり次第、賞味期限後の商品は販売終了となります。